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病院薬剤師が主役のドラマ4月スタート 日本連続ドラマ史上初

病院薬剤師が主役のドラマ4月スタート 日本連続ドラマ史上初

 

病院薬剤師が主人公となるドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』を4月から放送することをフジテレビが発表しました。日本の連続ドラマ史上初の病院薬剤師を主人公としたドラマになるとのことです。

『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』では、病院内の薬剤部にて、主に患者の薬の調剤、製剤を行う“病院薬剤師”たちの知られざる舞台裏を描いていくとのことで、キャリア8年目の病院薬剤師を石原さとみさんが演じます。

『月刊コミックゼノン』で連載中の『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(荒井ママレ/医療原案:富野浩充)が原作となっているとのことです。

 

参考: 石原さとみ 4月ドラマで“史上初”病院薬剤師の主人公 制服&お団子ヘアの役衣装も公開(毎日新聞 2020/2/5)

https://mainichi.jp/articles/20200204/dyo/00m/200/033000c

 

「医療ドラマは数多くあるけれど、薬剤師が主人公のドラマってないよな~」と思っていた薬剤師さんは多いのではないでしょうか。遂に薬剤師が主人公のドラマの来期放送が決定しました。原作は2018年5月から『月刊コミックゼノン』で連載中であり、読んだことのある薬剤師さんも多いのではないでしょうか。
表題の“アンサング”とは「讃えられない」という意味で、“アンサングヒーロー”で縁の下の力持ちという意味になるとのこと。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、縁の下の力持ちとして患者のために奮闘する病院薬剤師という意味が込められているそうです。
薬剤師の仕事内容はこの表題にも現れているように、目立たない仕事であり、処方箋に書いてある薬を詰めるだけだと思っている人も少なくありません。「薬を詰めるだけなのに、なんでこんなに待たせるんだ」とクレームを受けたことのある薬剤師さんは多いのではないでしょうか。今回のドラマで、薬剤師の仕事についての認識が広まり、このようなクレームが減ったりすると良いなと思います。
4月からの放映が楽しみですね。

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